ししゃも経済新聞

北の大地からUターンした復役エンジニアの日記

コード決済元年ですが

ひと手間かかるコード決済

センセーショナルなPayPay20%還元キャンペーンから1年。

でも、わたしがコード決済を始めたのはLINE Payのほうが早く、昨年のさっぽろオータムフェストの50%還元に乗せられてでした。その時の感想は、「面倒くさい。FeliCa決済のほうが何倍もいい」でした。店頭のQRコードスマホで読んで、金額を客が打ち込んで店員に見せる、とかいつの時代なん?という時代に逆行しているのでは、というのが正直なところ。

コード決済は個人店で使えるのがうれしいけれど

それから1年経ち、コード決済が普及してきて、チェーン店のPOSシステムはレジ側で読み込みに対応して便利になりましたが、まだ個人店は旧態依然の「客がQR読み込み」タイプ、またはサービス会社から導入したタブレットアプリをたどたどしく操作して時間がかかる、といった感じで全然スマートじゃありません。各社が10%、20%還元!って言っている間は使われそうですが、原資が尽きてキャンペーンが終わったら使われなくなるんじゃないでしょうか?今は導入・決済手数料無料だからしかたなく導入した個人店が続々と手を引いていくでしょうし・・・

そしてQUICPayが息を吹き返す

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少額キャッシュレス決済は来年にもFeliCaに戻ってくるでしょう。スマホをかざすだけの利便性はコード決済にはかないません。

ただ、FeliCaおサイフケータイ)は以前はモバイルSuicaEdyが主力(あるいはnanacoWAON)でしたが、今年に入ってQUICPayにスイッチしてきた気がします。たぶんGooglePayとApplePayにQUICPayがいち早く導入されたこと、LINE PayやKyashが非接触決済にQUICPayを採用したこと、そして、夏からのJCBカードの20%還元キャンペーンも相まって、キャッシュレス決済の第1優先順位になっています。JCB頑張ってるじゃん。