ししゃも経済新聞

北の大地からUターンした復役エンジニアの日記

データ通信料を抑えて音声アプリを使う試み

音声サービスや動画配信サービスを利用するにおいて、データ通信量は大きな問題です。自宅や公衆無線LANで先にダウンロードをしておけば通信料はかかりません。

voicyアプリも「WiFi環境のみダウンロード」の機能があるので利用しているのですが、どうもそれやっても月8GBくらい使ってしまって、月3000円を超えるコースになってしまいます。

HUAWEIスマホなら、アプリ単位で4Gデータ通信をするかしないかのスイッチがあるのでそれでコントロール可能なですが、今使っているHTC U11にはその機能がない。

ということで、別のWiFi専用機をvoicy専用にすれば、月1600円のコースに収まるのではないか?と考えいくつか試しました。

使わなくなった古いスマホを再利用する

6年くらいに使っていた超軽量スマホ(95g)SONYXPERIA SXを押し入れから引きずり出してきて、これにvoicyアプリを入れて運用しようと電源を入れ、Google Playストアを覗いてみました。

しかし、最終OSがAndroid 4.1でアプリが対応していませんでした。apkパッケージのサイト見ても過去バージョンは4.4以上。そこで、カスタムROM導入をAndroid初代機(HT-03A)以来試してみることに。

まず絶対にやらなければいけないroot取得。これは先人の知恵により難なく終了。バックアップツールも入れて、OS 4.4以降のカスタムROMを探す。でもSX用のはヒットしなくて、XPERIA GX用のものしか見つからない。SXとGXは兄弟機なのできっと大丈夫だろうと思い、GX用のROMをインストール。

・・・無事、文鎮が出来上がりました。

ミニスマホではどうか?

世の中にはスマホの巨大化に逆行するように100gを切るミニスマホも一定の人気があります。これを1台買って、計4台持ち(メインスマホ、会社スマホ、電書リーダー、ミニスマホ)しようかと考えました。

でも、ガジェット増えすぎて重い・・・

7インチタブレットを買いました

会社スマホには自由にアプリを入れたりできないので仕方ないとして、では電書リーダーとミニスマホは1台で済むのでは?実際koboとReaderとKindleとばらけているプラットフォームも統合できるし。

秋葉原に行ってみたら、イオシスにeo(ケイ・オプティコム)のHUAWEI MediaPad T1k7.0(TKY-07L)が税込み7980円で大量処分中。「これだ!」と即決して買って帰って、セットアップをしました。

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しかし、スペックが非力すぎて動作が重い・・・voicyのチャプター一覧を取得するのに何分もかかる。チャプター一覧を取得する際にダウンロードもしているんじゃないのかと勘ぐってみたり。頭から順に再生するぶんには問題ないのですが。

コンビニのWiFiでサクッとダウンロードして聞く、という運用にはとてもできそうにない代物でした。でも、コミックリーダーとしては使えなくもないのでその道で生き残るかな。マップも画面が大きいので使いやすいし。

 結局のところ

いままでどおりU11で使うことにしました。3年前の機種とはいえやっぱりSnapdragon835、ストレスなく使っていて気が付かなかったけど、ほかの機種使って初めてハイエンド機の良さがわかりました。

今月(11月)は12ギガプランなので、普通に使っていても“ギガが足りない”ということはなさそう。来月以降はプランを下げるけれども、そういえば自宅専用で使っているWiMAX2+のモバイルルータ持ち出せば済むじゃん、ということで解決。WX05(NEC製)はなぜか5時間くらいで電池がなくなるので、持ち出しを想定していなかったんですけど。

あーガジェットが増える・・・

一周回って音声メディア

「一周回って」という言葉が好きです。

一通りの経験をして2回目、という重さと余裕。イキることなく一歩引いたところで達観しているさま。ダニング=クルーガー曲線でいえば、谷の向こう側の“ワタシチョットデキル”の領域。インフルエンサーはまだ谷のこっち側。

一周回ってガラケーとか、社会人二周目とか。そんななかわたしが注目しているのが「音声メディア」。ラジオとかですかね。

GoogleHome miniが当たった

昨年のGooglePayのキャンペーン、FeliCa決済1回ごとに抽選権。平均1日3~4回の決済をしていますので、たぶん300回くらいの抽選をしたかと思う。そのキャンペーンの収穫はGooglePlayのアカウントチャージ約10,000円とGoogleHome mini。

GoogleHomeはいわゆるAIスピーカー。「Hey! Google*1」と呼びかけると、音声で案内してくれる。音声インターフェース自体が一周回ってきた感。それで部屋にいるときはradikoを再生しっぱなし。もちろんPCのBluetoothスピーカーとして使うことも可能。結構音もいい。

Voicyってグルメ番組?

それで知った音声メディアが「Voicy」。GoogleHomeで「ニュースを再生」と言うと、ヤフーニュースや日経電子版などに続いて「Voicy公式ITビジネスニュース」が流れてきました。最初ボイシーが「おいしい」って聞こえて、なんかグルメ情報を流すのか?と思ったのは余談。で、調べたら、音声メディア(ネットラジオみたいなもの)の一番組だったことを知りました。いまでは、Voicyアプリを入れて、ユーザー登録して、番組をフォローして通勤中に聞くようなライフスタイルになっています。

混雑する電車と音声メディアの相性はいいですね。radikoでもよいのですが、ストリーミング放送は電波が不安定だと音が飛んだり、ギガが減るし、ザッピングしにくいこともあり、ネットラジオのほうが合っていると思う。(音楽は飽きるので)

Voicyアプリは「WiFi接続時にのみダウンロード」という設定があるのですが、ダウンロードしていない番組を聴いているときはストリーミング再生なので、いつの間にかギガが減ってしまう*2のが難点。「4Gデータ通信しない」という設定があったらいいんですが・・・BIGLOBE SIMを使っているので「エンタメフリーオプション」対象のサービスになるのがベストですが。

LINK: 今日を彩るボイスメディアVoicy:https://voicy.jp/

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*1:OK Google」というとスマホが反応してしまうため

*2:月約8GBくらい使う

コード決済元年ですが

ひと手間かかるコード決済

センセーショナルなPayPay20%還元キャンペーンから1年。

でも、わたしがコード決済を始めたのはLINE Payのほうが早く、昨年のさっぽろオータムフェストの50%還元に乗せられてでした。その時の感想は、「面倒くさい。FeliCa決済のほうが何倍もいい」でした。店頭のQRコードスマホで読んで、金額を客が打ち込んで店員に見せる、とかいつの時代なん?という時代に逆行しているのでは、というのが正直なところ。

コード決済は個人店で使えるのがうれしいけれど

それから1年経ち、コード決済が普及してきて、チェーン店のPOSシステムはレジ側で読み込みに対応して便利になりましたが、まだ個人店は旧態依然の「客がQR読み込み」タイプ、またはサービス会社から導入したタブレットアプリをたどたどしく操作して時間がかかる、といった感じで全然スマートじゃありません。各社が10%、20%還元!って言っている間は使われそうですが、原資が尽きてキャンペーンが終わったら使われなくなるんじゃないでしょうか?今は導入・決済手数料無料だからしかたなく導入した個人店が続々と手を引いていくでしょうし・・・

そしてQUICPayが息を吹き返す

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少額キャッシュレス決済は来年にもFeliCaに戻ってくるでしょう。スマホをかざすだけの利便性はコード決済にはかないません。

ただ、FeliCaおサイフケータイ)は以前はモバイルSuicaEdyが主力(あるいはnanacoWAON)でしたが、今年に入ってQUICPayにスイッチしてきた気がします。たぶんGooglePayとApplePayにQUICPayがいち早く導入されたこと、LINE PayやKyashが非接触決済にQUICPayを採用したこと、そして、夏からのJCBカードの20%還元キャンペーンも相まって、キャッシュレス決済の第1優先順位になっています。JCB頑張ってるじゃん。

札幌でのポイント生活(振り返り)

2年ちょっと暮らした札幌の街ですが、5か月間の寒い冬に最適化した地下都市とも言えます。ジャミロクワイも言ってました*1。JR札幌駅からすすきのまでの約2kmの地下道は、中心地となるJR札幌駅、大通、すすきのをつないでいて、また隣接するビルに地下で直結しているところも多く、最寄りの駅まで行ってしまえば外に出ることなく買い物ができる快適な街です。

 

わたしが札幌生活で利用してたショッピングポイントシステムは大きく2つ。

でした。

さっぽろ地下街POINT CLUB

 

f:id:SishamO:20191030232819p:plain https://www.sapporo-chikagai.jp/pointclub/

地下街には独自のポイントシステムがありますが、これはEdy会員がおすすめ。

EdyをポイントカードにしてEdyで支払うと、2.0%還元。その他通常のEdyの利用ポイント(楽天ポイントANAマイルなど)が0.5%、クレジットからのチャージでポイント(リクルートカードVISAなら1.2%)も貯まりますので最高で3.7%の還元率がねらえます。また、紀伊国屋書店やドラッグストアなどのショップポイントも貯まりますので、4重取りも可能。

残念なのは入会後1年半でためたポイントがリセットしてしまうこと。

JR TOWER ポイント

http://www.jr-tower.com/about_card

クレジット一体型カードのポイントカード。交通系電子マネーKitaca一体型もあります。

還元率はJR TOWER SQUAREクレジット払いで2.0%、そのほかは1.0%。ですが、Suicaも使えるので、Suicaチャージで1.5%併用で2.5%還元がベスト。Suicaチャージ機は1階JRコンコースにVIEW ALTTEがあります。(一方、Kitacaはクレジットチャージができません)

 

すすきのラフィラ来年5月17日閉店

そのほかにも、4pla、PIVO、パルコ、丸井今井三越などのファッションビル、百貨店に全部徒歩で移動可で、都市銀も大通周辺に集中しているので、東京より便利だったかもしれない。

そんななか、すすきのラフィラ再開発の報*2。特に地下のヨーカドーはすすきのの飲食店の食材調達所の性格もあったので、この先どうなるかが気になることろ。

現在のメインカード

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現在のメインカードはエポスゴールドです。結局ここに落ち着きました。

  • 基本還元率:0.5%
  • リボ払い加算:0.5%
  • 選べるポイントアップショップ:1.0%
  • 年間100万円利用で:10,000pt(最高1.0%)
  • 年会費無料(インビテーションまたは年間50万円利用の翌年度からずっと)

ということで、最大3.0%の還元率を誇るカードとなっています。光熱費、通信費、保険料、交通費など、自動で定期払いされる支出を集約させれば、月平均7~8万円になり、それだけで年間90万円は達成しそうな勢いです。

札幌から再び東京に戻ってきたわけですが、東京という都市の特徴として「電車代がかかる」という点が挙げられます。札幌では大抵のところは片道300円もあれば行けますし(定山渓温泉はちょっとかかる)、都心(札幌駅~大通~すすきのエリア)はすべて地下でつながっていて徒歩圏なので交通費がかかりません。

それがこっちに来たら定期代が月6万円とかですよ!もちろんエポスゴールドで払っています。交通機関を「選べるポイントアップショップ」対象に選ぶのは鉄板ですが、3つまでしか選べませんので、複数会社線をまたがる定期は連絡定期券で1社にまとめましょう。東海道新幹線JR東海)の定期券でもJR東日本の券売機で買えます。来年2/26から、モバイルSuicaの年会費が無料になるタイミングで、紐づけカードをビューカードからエポスカードに変えても良いかも。

※上で「リボ払い加算」と書いてますが、コンビニ、銀行のATMで繰り上げ返済することで、手数料がかからない(あるいは数円)ようにすることができます(丸井のATMじゃなくてもOK)。だいたい、月末27日~翌6日ごろに返済するとよいです。

4年以上も放置してしまいました

元の副題は『北の大地を目指す退役エンジニアのマネー日記』でした。

それを書いたのが2015年。で、実際、2016年には札幌に移住したんですね。そこで経理の仕事でもやってのんびり暮らそうと、税理士法人にスタッフとして再就職しました。でも、やってみて思ったのは、

   「この仕事合わねー」

でした。とにかくアナログで非効率で先がない世界でした。今どき電話&FAXで仕事するなよなーてって感じ。やっぱり適性はエンジニアだったらしい。それでまたIT系の会社に復帰。でもそこでの人間関係に悩まされ、結局は東京にUターン。ふたたびエンジニアとなって10か月。そろそろ落ち着いてきたころなので、このブログを再度紐解きました。

せめて、週一でだらだらと更新していくつもりです。

キーホルダー型nanacoを使ってみた。

キーホルダー型nanacoを申し込んでみた。 - ししゃも経済新聞 の続編。

キーホルダー型nanacoが届きました。

プラスチックのケースの中にドーナツ状のFelicaチップが入っているのが透けて見えます。が、安っぽい感じはします。
スマホのストラップにつけようかと思ったけれど意外と大きくて断念しました。

クレカとひもづける

基本的にはカード型と同じなので、まずnanacoのサイトからログインします https://www.nanaco-net.jp/pc/emServlet
各番号はキーホルダー型nanacoの裏面に刻まれています(つまり変更できません)。

あとはこちらの手順(http://www.nanaco-net.jp/service/creditcharge_flow.html)に従って、クレジットカードとnanacoカードをひも付けます。
SuicaEdyと違って、即時認証されますので、すぐにカードからのチャージが可能になります。(ここまではPCからのアクセスがおすすめ)

クレジットカードからチャージする

メニューに戻って、[nanacoクレジットチャージ]を申込みます。 http://www.nanaco-net.jp/service/creditcharge_flow2.html
アプリ版と同じく5000円からチャージ可能です(もう少し下げて欲しい気がしますが)。(ここはスマホのブラウザでもOK)

その後、セブン−イレブンとかヨーカドーとかに行って、レジで「残高照会をお願いします」って言ってかざせば、チャージが終了。
ここで手順を1回刻まなければならないのが、nanacoのやや面倒なところ。セブン銀ATMでチャージできるようになればいいのにね。

使ってみる

このキーホルダー型nanacoQUICPayも一体になっていますが、nanacoにチャージしてから使うほうが、ボーナスポイントが付いたり、付与単位が1pt/100円だったり、コンビニ払いの振込支払いができたりするので良いでしょう。たぶん、QUICPayはこの先も使わないかと。

で、セブン−イレブンでは「129円のドリンク5本ごとに1本無料」キャンペーンをやってるので使っているのですが、お店の人も「初めて見ました!」って人が多いですね。やっぱりキーホルダー型は目立つのかも。